コラーゲンは、アミノ酸が多数結合して出来た、特殊な3重螺旋構造をもつたんぱく質の一種です。骨、軟骨、皮膚を含めた体全体に分布しており、人体を構成するたんぱく質の中で約40パーセントを占めております。この螺旋構造のコラーゲンが集合して、生命の基本単位である細胞と細胞を支え、美しい配列を保ったまま 、つなぎとめる働きをしているのです。
サーマクール
タルミを解消し、お肌にハリを取り戻す
切らないタルミ取りのゴールドスタンダード
タルミを取るには皮膚の切開を必要としてきましたが、『高周波でタルミを取る』という画期的な方法を高周波治療機サーマクールは確立しました。皮下の脂肪組織をターゲットとし、非常に深い部位の収縮、サイズダウン、タイトニングが期待できます。
照射直後からタイトニングを実感できますが、施術後3~6ヵ月で更なるリフト効果が発現します。
このような方へおすすめ
- 切らずにタルミを解消したい
- お腹や二の腕のタルミを解消したい
- ヒップアップしたい
- バストアップしたい
サーマクールの特徴
サーマクールは、アメリカThermage社の開発した高周波(交流電流):RF(Radio Frequency)を用いたたるみ治療器です。高周波を照射することで皮膚の下にある脂肪層に作用し、皮膚の奥深くでの収縮、サイズダウン、タイトニングが期待できます。
サーマクールは現在、サーマクールNXT、サーマクールCPTと改良されており、共立美容外科仙台院ではサーマクールNXT、サーマクールCPTの両方を導入し、実績を誇ってきました。
サーマクールのメカニズム
サーマクールは、大きく2つの反応が起こることにより、リフトアップ効果、引き締め効果が得られるとされております。
コラーゲン繊維の収縮による即時的な引き締め効果
真皮層の5~15%のコラーゲン繊維がRFエネルギーの熱によって、タンパク変性を起こし収縮することで、即時的な引き締め効果があります。(少し乱暴な例えになりますが、お料理の時、お肉に熱を加えると縮むのと同じ原理です。)
コラーゲンの特徴である、特殊な3重螺旋構造が乱れて、ほぐれております。この後収縮、タイトニングが起こります。一時構造には変化がないとされております。
創傷治癒過程で起こる長期的なコラーゲンのリモデリング
タンパク変性を起こしたコラーゲン繊維が修復される過程で、多量のコラーゲンが生成され、変性を起こしたコラーゲンと置き換わります。また、創傷が治癒する過程で、組織が収縮する作用もあり、この収縮は約4~12週にわたり続くとされております。
認定医制度について
サーマクールには、開発元の米国Thermage(サーメージ)社によって認定医制度が設けられております。
これはサーマクールを、安全かつ、効果的に行い、リスクを最小限に抑えて施術する事を目的として制定されたもので、指定されたカリキュラムを修了したドクターのみが認定医となります。
当院では、サーマクール認定医である金城院長自らが責任を持って施術を担当いたします。
初期型サーマクール
切らずにタルミを取ることに成功した初代サーマクールです。確かにタルミは取れるのですが、とにかく痛いことが最大の欠点でした。痛みのため、高いエネルギーを入れることができず、そのため効果も次世代NXTに比べ、大幅に劣ります。また、施術時間が長いので患者様からはかなりの苦情がありました。工学的な点でもソフトウエアのバグのため、非常に頻繁に停止するので改良が望まれておりました。
※初期型サーマクールは当院では取り扱っておりません。
サーマクールNXT
「サーマクールNXT」 は、5年に渡って評価を得ていた初期型の更に上を行く性能を秘めた、バージョンアップ版の機種です。旧型のサーマクールに比べ、広範囲にわたって皮膚深層のたるみ、深部組織までカバーすることができるようになり、照射時間も大幅に短縮され、患者様に負担をかけないように、より大きな効果を得ることができるようになりました。
初期型からの改良点
新型チップで目元も身体も治療可能に
サーマクールNXTは高周波を発生させるチップの種類が増えました。これまで困難だった目の上や目の下など目元を専用に行える「0.25cm²Shallowチップ」、従来の3倍の面積を照射でき身体の広い範囲の施術を可能にした「3cm²ビッグファストチップ」、そしてセルライト専用の「3.0cm² CL Treatment Tip」により身体や顔のタルミを切らずに治せます。
ボディサーマクール用にTC=Tightning(引き締めて)& Contouring(整える)チップ、DC=Deep(深く)& Contouring(整える)チップ、セルライト用にCL=Cellulite(セルライト)チップ、目元など用にお肌の表面をSmoothing(滑らかに)& Contouring(整える)チップがございます。
冷却機能の強化で痛みを緩和
痛みを緩和する冷却機能も強化されました。皮膚の冷却性能が向上し、連続照射に適応できるようになり、従来より痛みが緩和された施術を可能にしました。
- 施術名:サーマクールNXT
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:90,200円~176,000円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
サーマクールCPT
新型のハンドピースとチップにより、サーマクールNXTよりも更に痛みを緩和し、効果をアップした第3世代サーマクールです。新採用のクーリングシステムとバイブレーション機能により痛みを遥かに緩和し、新型チップによる均一でより深い熱の伝達で引き締め効果が更にアップいたしました。
サーマクールCPTの特徴
CPTとはComfort(快適な) Puls(照射) Technology(技術)を示します。その名の通り、初代サーマクールはもとよりサーマクールNXTよりも痛みに配慮され、テープ麻酔を行った状態では少しほかほかする程度でまったく感じないほどです。これは新型ハンドピースの機能である新採用コンフォート・ソフトウェアとバイブレーション機能によって可能になりました。
また、同時に効果もアップしています。これは新型チップがフレームチップという新構造を持ち、RF(高周波)を照射することで得られる熱の分布が均一化し、伝達の深度が深くなったためです。
つまり、サーマクールCPTは痛みが軽減し、効果が上がったのです。
- 施術名:サーマクールCPT
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:90,200円~176,000円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
3つのコンセプトで熱感の緩和と施術効果向上!!
- 新型フレームチップ
均一な熱分布で効果的な加熱
同じ熱感で高い温度に加熱 - RFパルス照射とパルス冷却を組み合わせる
コンフォート・ソフトウェア
熱感が緩和される - バイブレーション
ゲートコントロール理論で神経への痛みの刺激を紛わせる
フレームチップ
サーマクールCPT専用に開発された新型のチップ、フレームチップはサーマクールNXTのチップに比べて均一に組織を加熱し、長時間にわたって高温状態を保つことが出来るようになりました。また、 更に新型CPTチップは、熱を一点に集中させず均一な面で深達させることが可能になり、一点にかかる圧力を広げることでも痛みを軽減します。また、RF照射エネルギーの設定が細かく調節できるようになり、少ない痛みで高い効果を得られるようになりました。
痛みの緩和
コンフォート・ソフトウェア
サーマクールCPTのRF(高周波)はパルス状(断続的)に照射されます。パルス状に分割されたRF電流はTENS状の効果(痛みの緩和効果)を引き起こします。更に、このパルス状に分割されたRF出力にクーリングの噴射を混合することにより、神経への痛みを紛わせ、痛みを軽減します。
TENS
Transcutaneous Electrical Nerve Stimulation(経皮電気的神経刺激)
痛みの局所、周辺、あるいは支配脊髄神経起始部などに表面電極を置き、低周波を通電する疼痛緩和治療
バイブレーション
新型のハンドピースは照射時に振動をおこしており、ゲートコントロール理論により熱感を緩和します。これはバイブレーション刺激により痛みを伝える神経伝達がブロックされ、痛みを感じにくくするためです。臨床試験において、バイブレーションが有る状態と無い状態で比較すると、被験者はバイブレーションが有る方が無い場合に比べて痛みが半分になったと回答し、全ての被験者がバイブレーション有りを好んだという結果が出ています。
ゲートコントロール理論
ゲートコントロールは、1965年にWallとMelzackらにより提唱され、科学雑誌Scienceに掲載された痛みのメカニズムに関する理論である。ゲートコントロール理論は、太い神経線維からのインプットが細かい神経線維からのシグナルを抑制するゲートにような機構が脊髄に存在するとしたものであり、このゲートを何らかの方法で開閉することにより痛みの信号を脳神経へ伝達、又はブロックすることが出来るという理論です。皮膚痛覚は直径3μmと0.5μmの感覚神経線維を介して、脊髄のゲートへと伝達される。この時、この神経線維より太い神経に刺激を与えると細い皮膚感覚の神経伝達が抑制されるということになるのです。すなわち、太い神経線維への刺激に中枢神経のゲートが開くが、同時に細い神経線維のゲートはとじられるために痛みが抑制されるわけです。
サーマクールの適応と効果的な施術部位
サーマクールの適応となる治療は以下の通りです。
- 皮膚の引き締め シワ、たるみ、だぶ付き、毛穴の開きを改善
- コラーゲン 小皺、毛穴の開き、ニキビ跡の改善
- 皮脂腺の縮小 ニキビ、脂性肌の改善
以下はメーカー提供の症例写真です。
症例写真は、施術による変化の一例です。効果は個人差がありますので、すべての患者様に同等の効果をお約束できるものではありません。
また、施術費用やダウンタイム・副作用等のリスクは当ページ内にございますので御覧ください。
☆ Eyes サーマクール - 目の上、目の下
☆ Face サーマクール - 頬、二重アゴ、首
☆ Hands サーマクール - 手の甲
☆ Body サーマクール - 二の腕、バスト、お腹(出産後のお腹のたるみ)、ひざ周り、太もも、お尻
サーマクール症例写真 - 顔
1)頬のたるみ、二重アゴに著明な効果
フラクセルIIが目の下のシワ、毛穴の開き、ニキビ跡など、皮膚の表層に適した治療なのに対し、サーマクールNXTは、深いシワ、たるみに有効です。顔においては、特に、頬のたるみ、二重アゴに著明な効果を発揮いたします。フルフェイスリフトとまでは行きませんが、糸で引き上げるアプトス以上の効果が期待できます。
2)まぶた、目尻のリフトアップ効果
多くの方が、まぶたや目尻のたるみで相談に来られます。通常は、余った皮膚を切除し、縫合することを勧めますが、仕事の関係で切ることは出来るだけ避けたいと思いになる方も多いと存じます。サーマクールNXTをまぶた、額に照射すると、眼瞼の著明なリフトアップ効果が期待できます。
サーマクール症例写真 - からだ
1)二の腕のたるみに著明な効果
サーマクールNXTは、脂肪層における繊維性隔壁をターゲットとしておりますので、たるみや深いシワに特に有効です。二の腕のシワやたるみは、サーマクールNXTが最も得意としている治療対象です。これまでは、たるみの部分を切り取り、縫い合わせる必要がありました。当然、大きな傷が残りますので、あまりお勧めできませんでした。サーマクールNXTは、大きなチップになってから、痛みも緩和され、短時間で広範囲を照射できるようになりました。その結果、一般の人に広くお勧めできる治療として普及しております。
2)ヒップアップ効果
サーマクールNXTのモノポーラ高周波は、非常に深部の脂肪層の繊維性隔壁にまで達します。臀部の脂肪層は非常に深く厚いのですが、この部位の脂肪層を引き締めることが可能です。そのため、サイズダウンとヒップアップ効果が得られます。
3)腹部のたるみに有効
サーマクールNXTのモノポーラ高周波は、非常に深部にまで到達するので、腹部のたるみに有効です。妊娠後のたるみ、脂肪吸引後のたるみなどでお悩みの方は多いと思います。これまでは手術で切り取らねばなかったのですが、サーマクールNXTを使うことで切ることなく引き締め効果が期待できます。
4)太ももの内側、膝周りのシワ、たるみに有効
サーマクールNXTは、脂肪層の繊維性隔壁をメインターゲットとしているので、深いシワ、たるみに有効です。膝周りのシワ、たるみでお悩みの方は是非一度お試しください。
5)セルライト施術症例写真
初めはセルライトで凸凹だったお肌の質感が、次第に滑らかになっていく様子が確認できます。サーマクール施術のみでここまで改善されました。
上掲の症例同様、サーマクール施術のみでの改善例です。たった一度の施術で、効果が1年以上持続するという点も見逃せません。 CLチップのエネルギー到達深度は、ボディの引き締めを主目的とした従来のDCチップと同じく皮膚表面から4.3mmなのですが、お肌表面の質感改善を目的として、表層付近の加熱を行う為、エネルギーレベルを高めに設定されているにも関わらず、患者様のお肌に直接触れるチップの表面温度が15℃も低くなるように冷却性能が強化されているのが大きな特長です。
「セルライトを1ラウンド KO!!」のキャッチフレーズ通り、たった1回の治療で1年以上効果が持続します。
注意事項・ダウンタイム・副作用
治療中の痛み等 |
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照射当日 |
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施術後の日常生活 |
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治療後の症状 ・副作用 |
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禁忌事項(下記該当の方は治療は受けられません)
- ペースメーカー、金の糸や体内埋込式徐細動器など体内に金属類を埋め込んでいる方(アプトス、ハッピー&ホワイトリフト、歯のインプラント、金歯などは大丈夫です)
- 妊娠中または妊娠している可能性のある方
- 施術部位に金属プレート、シリコンなどを使用している方
- 重度の心臓疾患を有する方、妊娠中の方
- 感染性の皮膚疾患のある部位、大きな瘢痕組織のある部位
- 重症の糖尿病の方
ご相談ください
- 現在他の病気を治療中の方
- 施術部位にコラーゲン注入またはボトックス注射を行ってから1ヶ月以内の方
- 肌が極端に弱い方
- 施術や麻酔に不安のある方
- 痛みに不安のある方
- ケロイドがある方
治療期間
通院回数 | まずはカウンセリングにお越しいただきます。カウンセリング後、同日もしくは別日に施術を行います。施術1ヶ月後に検診のために御来院いただきます。 |
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治療回数 | 1回 通常1回の照射で十分な効果が得られますが、半年ほどあけて2回の照射をすることで、効果が期待できます。 |
サーマクールCPT料金
※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。
サーマクールCPT 料金一覧
フェイスサーマクール
フルフェイス+顎下(首を除く) 400ショット | ¥82,000 (税込:¥90,200) |
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フルフェイス+首 600ショット | ¥112,000 (税込:¥123,200) |
ボディ(二の腕、お尻、お腹等各部位) 400ショット | ¥82,000 (税込:¥90,200) |
ボディ(胸、二の腕、お尻、お腹等各部位) 600ショット | ¥112,000 (税込:¥123,200) |
200ショット | ¥60,000 (税込:¥66,000) |
ボディサーマクール
サーマクールによるバストアップ 900ショット | ¥160,000 (税込:¥176,000) |
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ボディ(二の腕、お尻、お腹等各部位) 900ショット | ¥160,000 (税込:¥176,000) |
ボディ(胸、二の腕、お尻、お腹等各部位) 600ショット | ¥112,000 (税込:¥123,200) |
ボディ(二の腕、お尻、お腹等各部位) 400ショット | ¥82,000 (税込:¥90,200) |
200ショット | ¥60,000 (税込:¥66,000) |
麻酔オプション
共立美容外科仙台院ではお客様に快適な治療を受けていただくために、痛みを緩和する麻酔を各種ご用意しております。
-
局所麻酔
皮下に局所麻酔液を極細の長い鍼で注入していきます。手のひら2つ分程度の面積しか使用できません。麻酔が浸透すれば痛みは軽減されますが、針をさすときにやや痛みがあります。
-
座薬
鎮痛作用のある座薬です。少なくとも15~30分前に、自分で座薬を挿入する必要があります。喘息、胃炎や消化管潰瘍がある方は使用できません。
-
静脈麻酔(ソセゴン)
注射で行う麻酔で鎮痛が可能です。
-
静脈麻酔(ドルミカム)
点滴で行う麻酔です。点滴をすると徐々に眠くなり、最後は完全に意識を失います。ドルミカム自体に鎮痛作用はありませんが、鎮痛作用で痛みをコントロールできる。ソセゴンと組わせた痛みの軽減が可能です。
-
笑気麻酔
鼻から吸い込むと、気分が爽快になりあらゆる苦しみから解き放たれた感じになる。強い鎮痛作用を持つが意識ははっきりしていて周囲のこともよく理解できる。
麻酔の強さ
強い | ソセゴン+ドルミカム+笑気 |
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↑ | ソセゴン+ドルミカム > 局所麻酔 = 座薬 |
↓ | 笑気 |
弱い | ドルミカム |
料金
局所麻酔 | ¥5,000 (税込:¥5,500) |
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座薬 | ¥1,000 (税込:¥1,100) |
静脈(ドルミカム+ソセゴン) | ¥25,000 (税込:¥27,500) |
笑気麻酔(使用時間によって異なります。)
30分以内 | ¥5,000 (税込:¥5,500) |
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60分以内 | ¥9,000 (税込:¥9,900) |
トリプルリフト
タルミ治療のゴールドスタンダード『サーマクール』、リフトアップ効果をもつ『ウルセラ』、そして当院開発の『レーザーリフティング』。それぞれ異なる部位に作用する施術を同時に行うことで相乗効果を生み出す、より効果的なタルミ・リフトアップ治療です。
- 施術名:トリプルリフト
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:282,700円~310,200円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
リフトアップなら『ウルセラ』が効果的
たるみ治療に大変定評のある『サーマクール』ですが、リフトアップ効果に関してはウルセラの方が優れています。ウルセラはリフトアップに重要な働きをするSMAS層にメスを使わずにアプローチできる医療機械です。
- 施術名:ウルセラ
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:132,000円~211,200円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
フラクセルII
目の下のたるみを取りたい方へ
フラクセルIIはシミ、くすみ、色素沈着、毛穴の開き、シワ、アクネスカー(にきび跡の陥没)、妊娠線、肉割れ、傷跡等のあらゆるお肌の悩み有効です
- 施術名:フラクセルII
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:33,000円~154,000円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
レーザーリフティング
当院開発のタルミ治療
当院で開発されたレーザーリフティングは、皮膚の深部まで到達する非常に長い波長でエネルギーを照射して真皮のコラーゲンに熱変性を起こさせ、再構築を促します。この操作を数回行うと、皮膚の収縮がおこり、たるみ、シワが改善いたします。特に目周りのたるみ取りにはお勧めの施術です。腫れや赤み、かさぶたが、できにくいながら効果のある治療です。
- 施術名:レーザーリフティング
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:16,500円~33,000円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
フォトRF(オーロラ)
美白・美肌に強力なタイトニング効果をプラス!
フォトRF(オーロラ)は効果がすぐに実感でき、30分程度で幅広い効果を実感できる施術です。美肌・たるみ改善・脱毛とオールラウンドに効果を発揮します。
- 施術名:フォトRFオーロラ
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。
- 平均的な治療費:16,500円~45,100円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
よくある質問
RF治療器であるサーマクールとフォトRF(オーロラ)の違いを詳しく教えてください。
サーマクールは、手術をせずに「たるみ」を治したいとき選ばれる治療法です。治療部位に当てたハンドピースと背中の対極板の間を高周波の電流が流れます。そして、皮下の脂肪層の繊維性隔壁に熱変性を与えることで、非常に深い部位の引き締めがおこります。脂肪組織の一部も吸収されるので、2~6ヶ月にわたり徐々に引き締め効果が現れます。特に、頬のタルミ、二重アゴ、二の腕のタルミ、出産後のお腹のたるみ、ヒップアップに有効です。サーマクールにかかる時間は、フルフェイスで30分ほどです。腫れやカサブタの形成もなく、その日から化粧、洗顔が可能です。通常、1回の治療で十分ですが、半年くらいの間隔をおいて2回すると効果が実感できます。
フォトRF(オーロラ)は額の皺、目尻の皺、口元のしわを切らずに治したいときに選ばれることの多い治療法です。フォトRFの特徴は、痛みに配慮されていることです。サーマクールやフラクセルの痛みが辛い方でも安心して治療を受けることができます。また、効果が直ぐに実感できることです。フォトRF(オーロラ)のみの治療であれば、治療のあとすぐに化粧、洗顔が可能なので、午後に仕事があっても安心して治療を受けることが出来ます。また、同時に光エネルギー(IPL)も照射しますので、美白効果も期待できます。
同じRF治療器でありながら、サーマクールが深部まで到達するのは、モノポーラ方式(電極がハンドピースに一つの方式)だからです。皮下3.0~4.0mmの脂肪層が主なターゲットとなります。これに対し、フォト RF(オーロラ)はバイポーラ方式(電極がハンドピースに二つ)なので、約1cm離れた両電極をU字型に電気が流れるので、電極直下の1.5~2.5mmの真皮層が主な作用部位となります。
サーマクールの作用部位は、なぜフォトRF(オーロラ)に比べ深いのでしょうか?
高周波を照射する電極の数がハンドピースに一つだけのモノポーラ方式(サーマクール)なのか、二つあるバイポーラ方式(フォトRF(オーロラ))なのかの違いです。何れも、高周波(RF)を使用することでは一緒です。違うのは主にその電極の当て方の違いです。御存知のように、電気はプラスの電極からマイナスの電極に流れます。交流の場合は、電極が時間によって逆転し、位相をつくります。サーマクールのハンドピースは、一つの電極だけしかありません。この一つの電極を治療部位に当て、他方の電極は背中あるいはお腹に当てます。したがって、電気は治療部位から体を横断して背中に抜けます。或いは、逆に電極版からハンドピースへ流れます。30~50cmくらいの距離を流れることになるのです。これに反して、オーロラ、イーライトの電極は、ハンドピースの中にプラス電極とマイナス電極が一緒に含まれております。プラスの電極とマイナスの電極は僅か1cm程度しか離れておりません。空気は絶縁なので、そのままでは電気はながれませんが、治療部位に接すると、この1cmの皮膚の間をU字状にながれます。その主な深達度が約1.5~2.5mmといわれております。
サーマクールは、ハンドピースから対極板まで30~50cm以上もながれるのに、皮下3.0~4.0mmが主な作用部位というのはどうしてですか?
非常に良い質問です。電気は、プラスからマイナスに均一に流れるだけであり、特別な作用部位などあるはずはありません。 例えば、海水にプラス電極とマイナス電極をいれて電流を流しても、特別に一方の電極の3.0~4.0mm先に熱が発生するということはありません。 それでは、なぜ人体においては作用部位が発生するのでしょうか?それは、人体が電気の伝導性において、均一ではないからです。特に、 「皮下に存在する熱い脂肪層が絶縁体として働く」ことが大きな要因となります。ハンドピースから出た電気は、表皮、真皮をらくらく通過し、 皮下組織に達します。ところがこの部位においては、脂肪が絶縁体として作用するため、電気の通り道がごく限られてしまうのです。 この小さな電気の通り道が、脂肪組織間を分割する繊維性隔壁なのです。この僅かな通り道に電気が殺到するので、大変な熱を発します。その結果、 この部位のコラーゲン繊維に非可逆性の変性がおこります。その後、その変性したコラーゲン繊維の吸収と再構築が始まります。この炎症、治癒の過程で、 瘢痕性収縮がおこり、その結果、たるみが改善されるのです。この繊維隔壁には、脂肪を養う血管も多く走っております。 一部は、この血管も閉鎖されるので、これによって栄養される脂肪組織自体も変性を起こります。この結果、かなり長期にわたる変性脂肪組織の吸収 がおこることも示唆されております。ここで非常に重要なことが自明となります。それは、サーマクールの作用部位は、脂肪組織の深さによって大きく違うということです。 例えば、目の下、頬骨付近では非常に浅く、腹部やお尻では非常に深いということです。サーマクールの効果が、場所によってかなり違うのは、個人差というよりも この脂肪層の深さに大きく関係しているようです。
参考文献
繊維性隔壁の選択的加熱:モノポーラ方式による容量結合型高周波システムの付加的な作用機序。Karl Pope, Mitch Levinson, E.Vic Ross, MD Thermage, Inc.2/2005
要約
現在、Thermage、ThermaCoolのモノポーラ方式による容量結合型高周波システムは組織の引き締め及び輪郭補正を目的として医師に利用されている。数多くの研究が施行され、組織内のRFエネルギーの分布が理解されている。皮膚コラーゲン原繊維の即時的及び長期的な形態の変化が明らかにされ、皮膚の張りおよび皺の除去に認められる効果の中心的役割を果たすと考えられている。真皮は肌をタイトニングするにあたり重要な構成要素であるが、臨床的に認められる構造的変化および輪郭の変化は真皮への作用のみでは簡単に説明できない場合もある。現在、エビデンスが明らかにされており、ここに提示して、このユニークな輪郭変化の臨床効果所見が、モノポーラRFエネルギーの選択的繊維性隔壁加熱に起因すると考えられることを立証する。この作用機序を裏付けするために、ヒト死体組織のメマトキシリンエオジン染色による検査、数学的解析、コンピュータによるモデル化、動物実験及び治療効果が立証された臨床的組織所見を提示する。
サーマクールの作用部位:サーマクールのハンドピースから深部へ向って高周波が流れている様子を示しております。ハンドピースと直接接触する表皮は、コンタクト冷却されており、火傷をしないように低い温度に保たれております。脂肪は絶縁体なので、電気は脂肪組織を走る細い繊維性隔壁に殺到して流れていきます。そのため、この部位が選択的に熱せられ、変性と収縮がおこるのです。
なぜ対極板側の脂肪層が作用部位ではなく、ハンドピース側の脂肪層なのですか?
電気は、両電極の間を均一に流れるはずです。それでは、なぜ対極板側ではなく、ハンドピース側の脂肪組織が作用部位なのでしょうか?それは、電気の出入りする電極面の面積の違いが大きいのです。圧倒的にハンドピース側の接触面が小さいのでこの部位の脂肪層の繊維隔壁が熱変性を起こすのです。従って、対極板の接触が悪いと、この部位の脂肪組織に熱変性が起こる可能性があります。対極板は、しっかりと全面を背中に当てる必要があるのはこの為です。
プレスリリース
Thermage社がオフフェイスへの適応で新しくFDA承認取得
医師がThermageの施術でオフフェイスのしわに対する非侵襲治療を行うことが可能になりました。
2006年1月16日 カルフォルニア・ヘイワード発
Thermage社は FDA(食品医薬品局)からThermaCoolシステムでの新しい対応の許可を受け、医師がThermageの施術でオフオフィスのしわに対する非侵襲治療を行うことが可能となりました。
米国内では従来ThermageCoolシステムは眼窩周囲のしわ(前額部と目のまわり)とMid-Lower face (額・口の周囲・オトガイ・顎の垂れた部分・顎の線)に対して適応されていました。
Thermage社の社長兼最高責任者であるスティーブン・J・ファニングは「このFDAの許可はThermage社にとって全く新しい一歩であり、 Thermageのオフフェイスへの施術をどのように行うか、我々が顧客に指導できることになります」と述べました。この許可は、現在の認可と最近の FDA承認を受け開始したThermage技術での上腕施術を評価するIDE(治験用医療機器に対する適応免除)研究と平行してオフフェイスの新しいプロトコールを作成し、説得力があり化学的な裏づけのある技術をさらに展開する我々の責務を示します。
顔面への適応でさくせいされた複数科の専門家の合意による施術ガイドラインと同様にThermage社は大腿部・腹部・臀部。手を含む、従来とは行ったオフフェイスの施術のためのプロトコール作成中です。
またThermage社は教育フォーラム・オンラインセミナー・ワークショップ・様々な展示会や会議での発表の機会を通して、医師がオフフェイスの施術経験を共有する機会を提供します。
この新しい適応をオフフェイスの施術として医師に教育・訓練するのに加えてThermage社は会社の方向性とすべての部位の施術を網羅することを反映し、Thermage治療の新しいブランドを”Body by Thermage”として発表します。
「現行のface by Thermage」の施術に加えて、”Body by Thermage”が腕・大腿部・臀部・目・腹部・下肢・手の治療として最終的に施術に取り入れられることを期待します。この新しいブランドは、適用が拡大される我々の一連施術提供をさらに正確にお伝えします」と Thermage社マーケティング担当副社長であるシェリー・ルーカスが述べました。
Thermageの施術は、有資格の医師によって施行される非侵襲的な美容治療です。特許であるRF静電結合技術(CRF-capacitive Radio Frequency)を利用していたタイトニング・輪郭改善・スキンリジュビネーションが役立つことは、医学的に証明されています。
フラクセル、フォトRF(オーロラ、ポラリス、Eライト)、サーマクールの作用深達度と使い分け
サーマクール、フォトRF(オーロラやポラリス)、フラクセルは、何れもレーザーあるいはRFを用いて、切らずにシワ、たるみを治すことができます。しかし、それぞれ適した治療対象があります。これらの治療法の違いは、皮膚に照射した場合の作用深達度の違いによります。これにより、それぞれが得意とするシワやたるみに違いが出てきます。
- フラクセル(深達度0.3mm):古い皮膚そのものを新しい皮膚に入れ替えて、すべすべの肌をつくるものです。皮膚の組織自体を入れ替えていくので、皮膚表面のテクスチャーの改善に劇的効果があります。毛穴の開き、ニキビ跡、細かい皮膚の凹凸、傷跡などの治療では優れております。真皮の浅層から中程度の深さが主な作用部位です。深さで言うと、0.3mmくらいです。この作用深達度が有効なのは、目の下のシワ、首のしわなどに有効です。
- フォトRF(Eライト、オーロラ、ポラリス)(深達度1.5~2.5mm):バイポーラ高周波とIPLを同時に照射します。Eライトは、中程度の深さが主な作用部位です。深さで言うと1.5~2.5mmで、真皮浅層から中間層あたりが主な作用点となります。この作用深達度が有効なのは、顔の中程度のしわです。目尻、口元、額などのしわ、たるみなどの中程度のシワと美肌効果が期待できます。
- サーマクール(3.0~4.0mm):モノポーラ高周波で非常に深いところの脂肪層がターゲットです。サーマクールは、もっとも深くまで到達します。この深さは、真皮を越え、脂肪層に達します。脂肪は高周波の伝達が悪いので、高周波の多くは脂肪組織を隔てている繊維性隔壁にさっとうします。その結果、この部分に多量の熱が発生し、皮下組織を中心とするのタイトニングが起こるとされております。したがって、小皺の治療というよりも「たるみ」の領域の治療に向くとされております。頬のたるみ、アゴのたるみ、二の腕のたるみ、脂肪吸引後のお腹のたるみ、お尻のたるみなどが特に向いている治療となります。頬のたるみ、二の腕、お腹、お尻のたるみなどの深いシワが適応となります。