ドクターズコスメ・薬剤ドクターズコスメ
共立美容外科仙台院のドクターズコスメ
当院では、美容皮膚科から生まれた各種ドクターズコスメも取り扱っております。
その分、正しく使用しないと副作用の恐れもあり、信頼できる医師の処方が絶対に必要となります。
医療機関でのみ提供されることができるドクターズコスメの効果を実感してください。
※当院取り扱いのコスメは、患者さまにのみ販売をしております。
※お悩みにあったコスメを、ドクターとじっくり相談しながらご使用していただきます。
ヒルドイド
ヒルドイドはヘパリン類似物質含有製剤の一つで角質に水分を付与する作用によって塗布した皮膚に持続的な保湿効果が得られます。その他にも血行促進や傷の修復、抗炎症作用や瘢痕・ケロイドの治療や予防、などの効果があります。
用法用量
1日1〜数回適量を患部に塗擦又はガーゼ等にのばして貼付する。
使用上の注意
潰瘍、びらん面への直接塗擦又は塗布を避けること。
眼には使用しないこと。
禁忌
皮膚炎、そう痒、発赤、発疹、潮紅、過敏症、皮膚刺激感、紫斑
副作用
以下の方はご使用になれません。
- 血小板減少症の方
- 血友病の方
- 紫斑病の方
- 出血性血液疾患の方
- 妊娠中の方
料金
ヒルドイド | 価格 |
---|---|
ヒルドイド(25g) | ¥1,500 (税込:¥1,650) |
トレチノイン酸による治療
美容皮膚界の革命的薬剤
トレチノイン酸(オールトランスレチノイン酸)は、ビタミンA(レチノール)の誘導体で、肝斑を含む各種のシミ、色素沈着、扁平母斑、ニキビ、小ジワ等の治療に効果的なお薬です。軟膏状の塗り薬の形で処方され、患者様ご自身の手で患部に塗って治療してまいります。
トレチノイン酸の登場は革命的で、副作用や高額であるといった諸問題があるにも関わらず海外では広く使用されています。美容皮膚科を語る上では欠かすことができない薬剤なのです。
トレチノイン酸は角質を剥がし、また皮膚の細胞に直接作用し、細胞の分裂を刺激して増殖させることで皮膚のターンオーバーを活性化させメラニンが多く沈着している皮膚の基底層からメラニンを押し上げて外に排出します。さらに真皮層にも作用し、コラーゲン生産促進などの作用もあり、皮脂の分泌を抑える働きも持っています。また、この期間、ハイドロキノンを作用させておくことで新たなメラニンの生成を阻害し、綺麗な新しい皮膚を作り出すことができます。さらにAHAと併用することで効果を高め、かつ副作用を抑えることができます。
米国ではシワやニキビの治療薬としてFDA(日本の厚生労働省に相当する機関)にも承認されており、非常に多くの患者さんに使用されています。
ニキビ治療の第一選択として
トレチノイン酸はまた、にきびの治療の第一選択薬として、全米皮膚科学会で認知されております。ただ、残念ながら日本ではまだ認可されておりませんので、使用できません。(同様の作用を持つ アダバレン、商品名ディフェリンゲルは、日本でも2008年10月に認可されました。)
トレチノインは、ニキビの治療薬としての作用は以下のとおりです。
1)汗腺の分泌を抑制し、ニキビを予防する作用があります。
2)表皮のターンオーバーを高め、現在あるニキビの治療作用があります。
3)真皮のコラーゲンの再構築を起こし、ニキビ跡を改善する作用があります。
にきびの治療として使用する場合も、美容皮膚科の場合と同様にAHAと併用することでより効果を高め、かつ副作用を抑制する作用があります。
トレチノイン酸使用に関するご注意
- 日本では未認可の薬剤です。
- 動物実験では、大量投与により催奇形性があることが判明しております。これから妊娠予定の方、現在妊娠中の方は使用を控えていただきます。
- 皮膚が乾燥して、ひび割れなどを生じることがあります。
- 治療部位の皮膚が紫外線に対して敏感になる為、紫外線対策を厳重に行っていただきます。
トレチノイン酸の適応
- シミ(老人性色素斑)の治療
- シミ(肝斑)の治療
- ニキビの治療
- シミ(炎症性色素沈着)の治療
- アザ(扁平母斑)の治療
- 小ジワの改善
- ソバカス(雀卵斑)の治療
- お肌のくすみの除去
・・・などに効果を発揮します。
- 施術名:トレチノイン酸
- 当施術は自由診療です。
- リスク:軽度の赤み・皮膚剥離・刺激感は生じますが通常これらの症状は使用しているうちに軽減していきます。強い赤み・かゆみが生じた場合は使用を中断する必要があります。
- 平均的な治療費:10g 15,750円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
ビューティフルスキン ミネラルファンデーション
ビューティフルスキン ミネラルファンデーションは皮膚科医が皮膚科学など医学的根拠と臨床による経験から作製されたドクターズコスメです。ミネラルファンデーションは皮膚科学を元にした最小成分で構成されており、肌に負担になる成分が入っていません。また、日本人向けに調整されています。また、刺激の少ないミネラルファンデーションは皮膚の施術後に使用できる最適なファンデーションです。
ミネラルファンデーションの特徴
肌の機能を妨げない
従来の隠すメイクではなく、肌本来の美しさを「引き出す」メイクを可能に!
紫外線カット
肌に負担をかけずに日常生活に必要な紫外線ケアができます。
毛穴につまらない
ナノ化しないので、毛穴の奥に入り込むリスクが軽減します。
カンタン
下地クリームや日焼け止めクリームなしで朝のメイクがラクになります。
石鹸で落とせる
クレンジングの手間を省いて肌に負担なく簡単に落とせます。
メイク崩れしにくい
肌にしっかり密着するのでメイク直しなしで快適に過ごせます。
色ムラをしっかりカバー
光の拡散効果でムラのないキレイな肌に仕上げます。
料金
商品 | 料金 |
---|---|
ミネラルファンデーションF(各色) SPF50+、PA++++ |
¥4,200 (税込:¥4,620) |
ミネラルファンデーション(各色) | ¥3,800 (税込:¥4,180) |
ミネラルプライマー (プライマーシルク) |
¥3,800 (税込:¥4,180) |
ミネラルコントロールコンシーラー (イエロー、アイボリー、ラベンダー) |
¥3,800 (税込:¥4,180) |
ミネラルフィッシングパウダー (フィニッシングベール) |
¥3,800 (税込:¥4,180) |
フィッシングサンプロテクション (ヌーディ、ウォーム) |
¥4,571 (税込:¥5,028) |
ミネラルブラッシュ(各色) | ¥2,800 (税込:¥3,080) |
ミネラルブラッシュ (マリン、ディープナイト) |
¥2,500 (税込:¥2,750) |
ミネラルリップグロス(各色) | ¥1,800 (税込:¥1,980) |
ハイドロキノン製剤による治療
『肌の漂白剤』
ハイドロキノン(hydroquinone)は、体内でシミの原因となるメラニン色素を合成するチロシナーゼという酵素の働きを阻害し、さらにメラノサイトの活動を停止させ、減少させる作用を持った薬剤です。これによって、新しいシミを作らせないようにするのです。外用剤の形で処方され、ビタミンAの一種であるトレチノインと併用することで、皮膚の漂白効果がより高まるとされています。現在あるシミを除去することはできませんが、シミを除去する効果を持つトレチノイン酸と併用することで美しい肌を作り出すことができます。また、各種レーザー治療などの後の色素沈着の予防としてもお勧めです。
ハイドロキノンを含んだ薬剤の使用中及び使用後は、サンスクリーンの使用や肌を守る為の衣服の着用をお勧めしております。
ご案内いたしておりますメラフェードに配合され、効果を発揮しております。
- 施術名:ハイドロキノン
- 当施術は自由診療です。
- リスク:内出血、発赤、熱感、痒み、痛み、乾燥が生じます。
- 平均的な治療費:5,940円~11,880円
- 未承認医薬品:未承認
- 入手経路等:大手医療機器卸
- 国内の承認医薬品等の有無:無
- 諸外国における安全性等に係る情報:アメリカFDAの認証を取得済み
- 「個人輸入において注意すべき医薬品等について」
トラネキサム酸製剤による治療
肝斑(かんぱん)は治療の難しいシミの一つではありますが、その肝斑に効果を表す成分があります。それが、トラネキサム酸です。某歯磨き粉のコマーシャルなどで、その名を耳にされた事がお有りになるのではないかと思います。
トラネキサム酸は、本来止血剤や抗炎症剤として用いられてきた薬剤でしたが、多大なる美白効果も含まれているとの事で、内服薬としてシミなどの治療にも用いられるようになりました。
ただし、その効果は、外国では一般に認められているわけではありません。
またトラネキサム酸は、ビタミンCやビタミンE等と共に摂取すると効果が高まることが判明しております。
副作用もほとんど無く、安全性にも優れる事から、肝斑の治療以外にも、老人性色素斑やニキビ跡の色素沈着などにも用いられております。
当院では、トランサミン錠(第一製薬製)を必要に応じて処方致します。
- 施術名:トラネキサム酸
- 当施術は自由診療です。
- リスク:頭痛、めまい、皮膚のかゆみ、食欲不振、吐き気や嘔吐、下痢、胸やけ、 眠気
- 平均的な治療費:3,150円