育毛治療

アボダード(内服薬)は、デュタステリド（抜け毛を減少させる成分）を配合し、抜け毛因子を抑える事が可能なカプセル剤です。
アボダートは有効成分にDutasteride（デュタステライド）を0.5mg 含有する経口の脱毛症治療薬で、プロペシアやプロスカーに比べ作用が強力なのが特徴です。アボダートはプロペシア同様、前立腺肥大症の治療に使われておりますが、頭皮のジヒドロテストステロン(DHT)量を減少させる効果があり、脱毛を防いで育毛を助けるためのジヒドロテストステロン(DHT) 抑制薬になることでも知られています。
アボダートは1型及び2型、そして両方の5α-リダクターゼ作用を持つため、プロペシア等のフィナステライド系に比べて強力な効果が得られます。

ザガーロ/アボルブはグラクソ・スミスクライン株式会社の医薬品でテストステロンからDHT（ジヒドロテストステロン）に変換する「5α還元酵素（1型、2型）」を両者ともに阻害することで、抜け毛防止に効果がある医療用医薬品です。サガーロは厚生労働省承認日 2015年9月28日にグラクソ・スミスクライン株式会社が、男性における男性型脱毛症（AGA）として承認を得ており、アボルブはサガーロと有効成分を同一とする前立腺肥大症治療薬です。

有効成分フィナステライドを含む薬剤で、AGAの脱毛原因であるジヒドロテストステロン（DHT）を抑制することで『脱毛防止』効果があります。元々は前立腺肥大症の治療薬として開発されましたが、AGAに効果があるとして１９９７年にFDAによってAGA治療薬の認証をえました。

AGAの原因となるホルモン：テストステロンは分泌された後、５α還元酵素によりDHT(ジヒドロテストステロン)に変化します。 DHTは髭・体毛の増加、皮脂の増加、前立腺肥大そして、頭部は脱毛等を引き起こします。
このDHTの働きを阻害する薬剤として注目されているのが『プロペシア』です。『プロペシア』の有効成分『フェナステライド』はテストステロンに作用しDHTを生成する５α還元酵素の働きを阻害することでAGAを治療します。

ミノキシジル(内服薬)は錠剤であり、毛包に直接作用し発毛を促す成分です。
米国FDA(食品医薬品局)より初めて正式に認可された育毛剤でもあります。
ミノキシジルの作用である、血管拡張作用(血管の平滑筋に直接作用して末梢血管を拡張させる)が頭皮の血行を促進し、毛根を刺激しつつ栄養を与える事で、発毛を起こさせます。
臨床データでは、塗布タイプのミノキシジルは主に頭頂部に効果があると報告されていますが、ミノキシジル内服薬は特に、こめかみや前頂部(毛の生え際)にも効果があります。
体内からミノキシジルの成分が吸収されるため、効果的に脱毛を停止させ、高い発毛効果が期待できます。

アメリカのファイザー社が開発した育毛剤で、有効成分にミノキシジル５％を含有させた塗るタイプの育毛剤です。米国FDA（日本でいう厚生労働省）による認可を受けています。
ミノキシジルは血管拡張作用（血管の平滑筋に直接作用して末梢血管を拡張させるといわれている）が頭皮の血行を促進し、毛根を刺激しつつ栄養を与えることで、発毛を起こさせていると言われています。

臨床データでは、塗布タイプのミノキシジルは主に頭頂部に効果があると報告されています。
※男性用ロゲインは頭頂部の薄毛や脱毛治療に有効であり、前頭部や生え際の治療には不向きです。

ミンソーは、育毛作用のあるソーパルメット(ノコギリヤシ)2％、メラトニン0.5%、ミノキシジル8％を含んだ、スプレー式の育毛剤です。新たに抗酸化作用のあるアスコルビン酸、サーチュイン遺伝子（抗老化遺伝子）を活性化するレスベラトロール、細胞分裂を促進するレチノイン酸が加えられました。
市販されている中で最も有力なミノキシジルローションであり、脱毛の原因となるDHT(ジヒドロテストロン)の生成をブロックするソーパルメットを含んでおります。
作用機序は明確ではないが、メラトニンは毛髪周期の休止期における脱毛を阻止する事が知られています。
また、動物実験では局所のメラトニン投与により、毛髪密度が増加したとの報告があります。