古い角質を落として肌本来の美しさにミルクピール

ケミカルピーリングの適応

ケミカルピーリングは酸を用いた薬剤を皮膚に塗ることで皮膚のうち表皮または真皮をピール（剥がす）ことで皮膚の新陳代謝を活性化させ皮膚を綺麗にする治療です。ピーリングはエステや自宅で自分でできるものもありますが、医療機関で行うピーリングは医師の指導の下、高濃度の酸を使用していますのでエステ店などに比べて効果は非常に高い治療になります。

• シミ（老人性色素斑の治療）
• シミ（肝斑）の治療
• 小じわ・ニキビ跡の治療
• シミ（炎症性色素沈着）の治療
• 毛穴の開きの改善
• お肌のくすみの除去
• ソバカス（雀卵斑）の治療
• 赤ら顔の治療

・・・などに効果を発揮します。

ミルクピールの特徴

• グリコール酸、乳酸、サリチル酸の３つの酸を使用することでより効果的な治療が可能
• 1回の治療は３～５分程度。
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使用する３つの酸

ミルクピールはグリコール酸、乳酸、サリチル酸の３つの酸を使用します。３つの酸はそれぞれ働きが異なりますので、配合して使用することでより良い効果が得られます。

グリコール酸：皮膚の奥深くに浸透し、組織の働きを活性化

グリコール酸はサトウキビやブドウなどから抽出されたフルーツ酸です。フルーツ酸の中では酸の分子が小さいので皮膚の奥深くに浸透し、組織の働きを活性化させます。グリコール酸の主な働きは角質の除去で、不要な組織を取り除くことで肌質を改善します。また、グリコール酸は保湿に関わる有効成分という研究結果もでていて、皮膚のヒアルロン酸の生成を促し角質層の保湿効果を向上させます。また、細胞の入れ替えを促進し、コラーゲンとエラスチン生成を刺激することで皮膚組織の弾力性を保つ繊維に働きかけます。

乳酸：抗菌・脱色、保湿効果

乳酸は保湿とpHの調整に使用されますが、抗菌性や脱色性、そして保湿効果を持っています。乳酸は水をとらえる能力があるため保湿効果を持ちます。また、皮膚組織内ではケラチノサイトによる保湿に重要なセラミドの生成を向上させます。そして、乳酸はチロシナーゼという酵素を抑制することで皮膚の脱色を促します。さらに、α-ヒドロキシ酸として角質層における細胞の結合力を向上させるため、肌の凹凸を減少させます。

サリチル酸：角質溶解効果で不要な皮膚組織を取り除く

サリチル酸はコレステロール硫酸起点酵素の活動を阻害することにより角質細胞間の結合力を減少することで角質溶解効果を生み出し、角質を剥離させます。サリチル酸は角質溶解の特性に加えて、静菌性、殺菌性、光防護性や痒み止めといった特性を持っています。また、角質層のpHを減少させるため、皮膚の保湿力を向上させ、角質溶解作用を促進します。サリチル酸は不要な皮膚組織を取り除くのに非常に効果的で乳酸を皮膚の深部まで浸透させるのを助けます。

《 禁忌 》

• 皮膚に炎症がある場合は施術は行えません。
• 強い日差しにさらされた肌には施術は行えません。
• 口内、口唇ヘルペスが生じている場合や、抗ウイルス剤による治療が予定されている場合は、本製品を使用しないでください。
• 妊娠中または授乳中の方には施術を行えません。
• 皮膚に炎症がある場合は施術は行えません。
• 局所的な治療（過酸化ベンゾイル、レチノイン酸など）を受けている場合は最初のピーリング開始の１５日前までにその治療を中止してください。
• 口腔内の治療（イントレチノイン）を受けている患者は、最初のピーリングの開始の６か月前までにその治療を中止してください。
• ミルクピールの成分によってアレルギー症状が生じる場合があります。AHA、BHA、グリコール酸、乳酸、サリチル酸に対してアレルギーをお持ちの方は施術を行えません。
• アスピリンに対して過敏症のある方（アスピリン喘息を含む）は治療できません。
• アルコールに対して過敏症のある方は治療できません。

《 治療前の諸注意 》

• ケミカルピーリングを受ける３日前よりお顔の毛を剃ることは禁止です。
• AHA石鹸・AQゲルをご使用の方は、治療1週間前より使用禁止です。
• 最初のピーリングの１５日前までに肌の準備を行っておくことをお勧めいたします。

《 治療後の諸注意 》

• 施術後にまれに、浮腫、紅斑、落屑、持続的な発赤、色素沈着が生じる場合があります。これら症状が７２時間以上持続した場合は診察を受けてください。
• メイク・洗顔・洗髪・患部のシャワーは翌日より可能です。患部以外のシャワーは当日から可能です。湯船は4日後から可能です。
• 低刺激のメイク落とし・洗顔料・基礎化粧品をご使用下さい。
• ピーリング後の肌は水分を必要としておりますので、低刺激・保湿・修復に優れた基礎化粧品を使用することが望ましいです。
• 個人差もございますが、4～5日後よりお肌がツルツルになります。
• お顔はいつも外気に触れている部分で、紫外線の影響を受けます。
• 外出の際は必ず日焼け止めクリーム（SPF30以上）で保護して下さい。
• 施術後２週間および施術と施術の合間は、日光にさらさないようにし、日焼け止めを使用してください。
• ２回目以降の治療間隔は、１ヶ月後が目安です。（個人差もございますので医師の指示に従ってください）
• 治療回数は個人差がございますのでご了承ください。
• お薬など処方された場合は看護師よりご説明致します。

《 副作用 》

• 発赤、熱感、痒み、痛み、だるさ、乾燥、発熱などを生じることがあります。

フェイシャルレーザー

フェイシャルレーザーはシミの治療に有効な施術です。また、皮膚のコラーゲンを増殖させ、シワ・ニキビ跡を減少させます。

※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。

※2回目以降の料金は、最後の御来院から2ヶ月以内に再度治療をされた場合の料金です。

当院では、美白に的を絞り、オーロラもしくはジェネシスとのコースをご用意しております。

フォトRF（オーロラ）

同日施術可能です。酸の化学反応を利用したピーリングと光・電気のエネルギーが働くフォトRFのそれぞれ作用部位の異なる組み合わせで美白効果を高めます。

※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。

• オーロラ

ジェネシス

※当院の治療はすべて自由診療です。 保険適応外のため全額自己負担となります 。

同時に行うことが多い治療

• 炎症ニキビの治療にINNO Plus

  INNO PLUSは先端から高周波を出す針を皮下に刺し、高周波を発振することで、タルミやシワの改善や炎症ニキビ、汗管腫、Spider veins（細かな静脈が浮き出た症例）などの治療を行える医療機器です。

  INNO Plus

• ニキビ跡の治療や肌質の改善にはフラクセルII

  フラクセルは「古い皮膚を新しい皮膚に置き換えていく」ことでニキビ跡、シミやくすみ、毛孔性苔癬、毛穴の開き、シワ、傷跡など様々な肌トラブルに効く治療法です。

  フラクセル II

• 細かなシワや目回りに

  「テオシアル」は2008年Aesthetic Medicine Awardsの「Injectable Products of The Year(年間最優秀注入剤賞)」を受賞した100％非動物性ヒアルロン酸です。アレルギー検査は不要であり、その構造から高い弾力性を維持します。

  ヒアルロン酸　テオシアル

• タルミ治療。目回りは特に効果的

  当院で開発されたレーザーリフティングは、皮膚の深部まで到達する非常に長い波長で高いエネルギーを使用して真皮のコラーゲンに熱変性を起こさせ、再構築を促します。

  レーザーリフティング