美容外科歴20年以上の院長が、直接お悩みをお伺いします。

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注射によるワキガ・多汗症治療

共立美容外科仙台院の注射によるワキガ・多汗症治療は食中毒の原因菌として有名な、『ボツリヌス菌』の毒素の内蛋白成分を除いて製剤化したものを使用します。この製剤は汗の出る器官である汗腺のうちエクリン汗腺からの汗の分泌を抑えます。定期的な施術が必要になります。

このような方へおすすめ

  • 切らずにワキガ・多汗症を解消したい
  • 手のひらや足の裏からの大量の汗に悩んでいる
  • 汗を拭くためのハンカチやタオルが手放せない
  • 汗で紙がふやけたり破れてしまう
  • 脇の汗の量が気になる
  • 汗ジミが気になって着たい服が着られない

使用する製剤について

一種の毒物を体内に取り込むということで、恐怖感をお持ちになる方もおられるかと思いますが、感覚神経には及ばず、運動神経のみに効きますので、痺れなどの感覚に変化が起きる事もありません。米国厚生省(FDA)の認可も通過しており、安全性は保障されております。
ただし、短時間の施術で劇的な効果を期待できる半面、注入する量や部位などは慎重に検討しなければなりません。

共立仙台院のワキボトックス治療

共立仙台院では一箇所から注射針を皮下で平行かつ放射状に注入していきます。そのため、広い範囲でボトックスを作用することができます。また、針の穴が、5-10分の1なので、内出血が非常に少なくてすみます。この注入方法は高い技術力が必要になります。

共立仙台のボトックス注入法

注射によるワキガ・多汗症治療に使用する薬剤

ボツリヌス毒素製剤では、施術の際に一定量の生理食塩水を製剤粉末が入った瓶に混合して使用しますが、当院では常に混合直後の鮮度の高い理想的な状態で使用します。一度混合した薬剤を数ヶ月もの長期にわたって使用したりすることはございません。
また、ボトックスは温度に敏感で、安定性に欠ける性質を持つ薬剤でもあり、保存状態によって薬の効果に大きな差が出ます。 当院では、製剤の搬入および保存とも、しっかりとした温度管理のもとに行っております。

ボツリヌス毒素製剤の作用機序

筋肉は神経からアセチルコリンという物質が筋肉に作用することで動きます。シワはアセチルコリンが過剰に分泌することで筋肉を多く動かすことで起こります。しわ取り注射はアセチルコリンが筋肉に伝達するのを阻害します。

模式図1 末梢神経終末の接合部を示した模式図です。
模式図2 神経伝達物質の一つアセチルコリンは末梢神経から放出されると筋肉にあるアセチルコリン受容体に結合することで筋肉の収縮を促進します。また、自律神経の内、副交感神経を刺激し、脈拍を遅くし、唾液の産生を促す活性がある。
模式図3 ボツリヌス製剤を注入すると、A型ボツリヌス毒素が神経終末の受容体に結合します。結合するのは毒素の重鎖領域で、神経終末に対して高い親和性を示します。
模式図4 神経末端に取り込まれたボツリヌス毒素はさらに小胞に取り込まれます。その小胞が神経終末内部に形成されたのち、毒素の軽鎖領域が細胞質内に放出されます。
模式図5 A型ボツリヌス毒素はSNAP-25と呼ばれる蛋白を切断することにより、アセチルコリンの放出を阻害します。
模式図6 SNAP-25は細胞膜に局在し、アセチルコリンの放出に関与します。上記のメカニズムにより、アセチルコリンを介した筋収縮および発汗が阻害されることになります。なお、ボツリヌス毒素はアセチルコリンの合成や貯蔵、神経伝導には影響を及ぼしません。

注射によるワキガ・多汗症治療の注意点

『ボツリヌス毒素製剤』の注入は、様々な効能を持つ安全で手軽な美容外科療法として人気がありますが、体調や体質によっては副作用が出る場合もありますので、カウンセリング時によく確認することが重要となります。
以下に主な注意点をまとめてみました。

禁忌事項

  • 妊婦、授乳婦に対する安全性は確立していないため、治療を受けることができません
  • ボトックスの投与中、および最終投与後2回の月経を経るまでは避妊する必要があります。男性は少なくとも3ヵ月避妊してください。

 

注意点

  • 施術後1週間は患部を圧迫しないようにしてください。
    『ボツリヌス毒素製剤』は、液状なので、注入部位から近隣の筋肉に流れ、拡散する可能性があります。拡散した場合、施術部位以外の筋肉にまで麻痺が広がってしまいます。このため特に 圧迫については厳重に注意する必要があります。
  • 洗顔やシャワーは当日から可能ですが、強く擦ったりしないでください。
  • 顔に注入した場合、メイクは翌日(注入部位を避ければ当日も可能)から、フェイシャルマッサージなどは1週間程度ご遠慮願います。
  • 治療当日は、過度な運動や飲酒は控えてください。
  • 他の治療で処方された内服薬、外用薬、点眼薬を使用する場合には、医師の指示に従ってください。
  • 人によっては頭痛をおこすことがあります。(確率的に100人中1人未満)
  • 注射をした箇所に内出血をおこす可能性があります。
  • 定期的に注射を続けなければ効果を維持することができません。
  • しかし、長い間『ボツリヌス毒素製剤』剤の注入を繰り返していると、体内に『中和抗体』が出来て、思ったような効果が得られなくなってしまう場合があります。
  • 中和抗体を生まないようにするためには、短期間(2ヶ月以内)で再注入の繰り返しを避ける必要があります。3ヶ月に一度くらいの周期で、年に2~4回の施術が一般的です。

注射によるワキガ・多汗症治療料金料金一覧はこちら

※2回目以降の料金は、最後の御来院から2ヶ月以内に再度治療をされた場合の料金です。

※当院のワキガ多汗症治療はすべて 保険適応外のため全額自己負担となります 。

ボトックスの注入量2倍の場合、各料金は1.5倍となります。

ボトックス注入・・・ワキの下(左右両方) ¥34,000
(税込:¥37,400)
ボトックス注入・・・手のひら(左右両方) ¥35,000
(税込:¥38,500)
ボトックス注入・・・足の裏(左右両方) ¥55,000
(税込:¥60,500)
頭皮の汗止め ¥71,000
(税込:¥78,100)
乳輪 ¥18,000
(税込:¥19,800)
注射によるすそワキガ治療 ¥50,000
(税込:¥55,000)
注射によるすそワキガ治療+VIO脱毛
1回:¥62,000
(税込:¥68,200)
2回目以降(※):¥59,600
(税込:¥65,560)

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